機雷優等章と小銃射撃優等章の価値と買取価格

こんにちは勲章の買取価格ナビです。今回は機雷優等章と小銃射撃優等章の価値と買取価格について記載して行きたいと思います。

機雷優等章は現存数が少ない希少な記章(バッジ)のため、小銃射撃優等章と比べ価値が高く高価買取が期待できます。

機雷優等章の価値と買取価格

画像は大正8年4月に制定された機雷優等章です。機雷を扱う初期の下士官兵が機雷検定(機雷の敷設図作成、天候・海面・海の障害物調査など各種のテスト)をパスしてもらえるもので現存数が非常に少ないため希少です。

直径は約3.3cmとなっており、材質は年代によって異なりますが、画像のものは真鍮に銅鍍金となっています。

私が知る限り近年市場に出回ったことはなく、最新の取引は「2014年2月の12万円」や「2014年5月の9.5万円」となっております。価値が高いため業者による買取価格は5万円を超えることが一般的です。

市場価格	買取価格
7〜12万円	5〜9.6万円

小銃射撃優等章の価値と買取価格

画像は明治44年9月制定の海軍小銃射撃優等章です。サイズは約2.9cm×2.8cmとなっており重量は約9gです。

大きな特徴としては海軍通信優等章や魚雷発射優等章、機関運転優等章などと異なり、共箱以外に裏面に文字が刻まれています。

現存数が多いため、他の優等章に比べると価値は低く業者による買取価格は1万円以下が相場となっております。

市場価格	買取価格
0.6〜1.5万円	0.3〜1万円

機雷優等章と小銃射撃優等章まとめ

いかがだったでしょうか？機雷優等章については3年連続優等だった人に贈られる優等徽章が存在するようですが、実物を見たことがありませんので詳細は不明です(小銃射撃優等章については優等徽章はありません)。

どちらも戦前の大日本帝国海軍のものなので希少性は高いのですが、現存数が異なるため買取価格に大きな差があります。今回の記事が記章の売却や換金の参考になりましたら幸いです。